すぐに声がかすれる・大きな声が持続しないときの治し方

この間声が大きい方が得する場合が多いかも、っていう記事を書いたんですが、けっこう効果が感じられたのであれから声を一段階大きくするようにしてたんです。

…ただ、発声方法が悪いのか大きな声はノドに負担をかけてるみたいで夕方近くになると声がかすれることが多い。そのうち慣れるだろうと思ってたんですが、いっこうにかすれるのが治らない。

これは発声方法を見直さなくちゃいけないんじゃ？と思い立ち声がかすれたり大きな声が持続しないっていうのを改善するための方法を実践してるので紹介しておきますね。

1. エッジボイスがいい！
2. なんとエッジボイスできなかった…！
3. 声ってやっぱり大事！
4. 追記：それでも声がかすれる場合
5. さらに追記

エッジボイスがいい！

歌が好きな人からすると常識らしいんですが、「エッジボイス」っていうのがノドを鍛えるにはいいみたい。

そもそもすぐに声がかすれたり大きな声が持続しないのって、のどの閉鎖筋っていうのが弱まっているから声を出すときに無駄に息を使ってしまっていて効率が悪い、っていうのが原因らしいんです。

のどって二つの筋肉が開いたり閉じたりして声帯が振動してて、この振動が大きければ大きな声が出るっていう仕組みらしいんですが、閉鎖筋が弱まっているとあんまり声帯が振動しなくて、声が思ったようにでないんですって。

たぶんですがわたしはこの閉鎖筋がめちゃめちゃ弱まっているので、ただ話してるだけで数時間で閉鎖筋がだるんだるんにへばっちゃって、その結果声がかすれてしまうんだと思います。

さて、この閉鎖筋の鍛え方なんですが、それが「エッジボイス」！

エッジボイスっていうのは呪怨ボイスとも呼ばれてて、あの「あ゛あ゛あ゛…」みたいな声のこと。参考動画をあげときます。

なんとエッジボイスできなかった…！

ちょうど友人との会話でこのエッジボイスを知ったんですが、やってみるとその日わたしはエッジボイスできなかったんです。それくらい閉鎖筋がよわってしまってたんだなぁとしみじみ。

友人は普通にエッジボイスできてました。

次の日もエッジボイスにチャレンジしてみるとなにやらいい感じ。それになんかのどの奥の方がいつもより振動してる感じで声が一段太くなったように感じます。

たった1日でけっこう声が変わったので毎日続けていこうと思います。エッジボイス。この年になって声がかなり重要だってやっと気づいたんだし、頑張っていきたいところ。

声ってやっぱり大事！

声とか表情とかってやっぱり大事ですよね。とくに初対面の人とのコミュニケーションでは何より大事なポイントだと思います。

僕だけかもしれませんが、声とか表情とかって自分では気づかないうちにいい方向にも悪い方向にも変化しちゃってるものなんですよね。芸能人の外見とかちょっとずつ変わっていってるから数年前の顔を改めてみるとなんか違和感があるのと同じで、自分の声も表情もちょっとずつ変わっていってるんですね。

仕事が忙しかったり、なんか最近もやもやしてたりするとやっぱり表情は能面になりがちだし、声は小さくボソボソしたものになりがち。少しの習慣でアップできると思うのでみなさんも一緒にがんばりましょう。

追記：それでも声がかすれる場合

そんなこんなで1週間エッジボイスをしてたんですが、結局長時間声を出してるとかすれてきます。

わたしみたいになる人は、結局エッジボイスの出し方を練習してても普段の発声ではエッジボイスの時のような閉鎖筋の使い方ができてないんだと思います。

そんなときはノドの奥を締めるようにして、息を無駄にしない、声帯を振動させるように発声することでかすれるのが改善されると思います。わたしはこれで改善しました。

エッジボイスを練習する前はノドを締めるっていう感覚がそもそもわからなかったんですが、1週間エッジボイスをしているとノドの締め方が感覚的にわかるようになっていました。

結局エッジボイスって練習するだけじゃまだまだ声はかすれちゃう。エッジボイスをなんで練習するかっていうとノドを締める感覚を学ぶためなんだと思います。

てことでとりあえずは声のかすれを克服できました。

さらに追記

長時間話してても声がかすれることはなくなったんですが、エッジボイスずっとしてたからかのどがめっちゃかゆい…。耳の奥までかゆい感じで花粉症のときみたいな感じです。咳もでる…。

エッジボイスの練習というかノドを振動させると少しずつノドを傷つけるらしいのでやりすぎでノドを痛めすぎたのかもしれません。