吉本興業の闇営業問題、宮迫さん亮さんの会見を見ての感想

吉本興業の闇営業問題

吉本興業で一部芸人が闇営業（吉本を介さずに自分で仕事を取ってくること）をしていて、その闇営業先が反社会的勢力だった、ていう問題。ずっとニュースになっていて、それに少しずつ問題が大きくなってきて、いったいどこで収束するんだろう？という感じになってきていますよね。

吉本超合金Fとか子供のころ夜更かししてわくわくして観てたくらいお笑いが好きだったので今回の事件はなんかヤダなっていう感じだったのもあり、雨上がり宮迫さんとロンドンブーツ亮さんの会見を見ての感想をちょっと書いておきます。

1. 吉本興業の闇営業問題
2. 同情の声が集まってるのは？？
3. クビにする、とかの発言について
4. 初動で隠ぺいを指示した宮迫さん
5. 宮迫さんをかばいきれなくなっての解雇
6. ファミリーっていう言い方に違和感
7. 松本さんやさんまさんについて
8. まとめ

同情の声が集まってるのは？？

この会見ののち、宮迫さんや亮さんに同情の声というか、やめさせないで！みたいな機運が高まっている気がします。ダウンタウンの松本さんやら明石家さんまさんもラジオやテレビで二人を擁護する発言をしてますし。

でもちょっと待って、と思います。

闇営業自体はまあ有名人なんだから知り合いから仕事の依頼って多いだろうなと思います。だから闇営業をある程度引き受けるのは仕方がない気もします。

でも反社会的勢力と接点を持ってしまった、金銭を受け取ってしまった、というのは完全に吉本興業じゃなくてこの闇営業に参加した芸人サイドが悪い。

吉本興業を普通の企業と考えるならば、バイト禁止してるのに社員が勝手にバイトしててそこで問題を起こした。みたいな感じです。正直「勝手にやっといてしらんがな」っていうところです。

しかも反社会的勢力からの金銭授受です。勝手にやって会社に迷惑かけておいて…、本来なら「もう知らん！」と言われるのが当たり前だと思うのに、吉本興業は当初かばおうとしてくれたんですよね。

芸人を想ってかばおうとした、というより吉本興業としても宮迫さんが今のテレビ業界からいなくなるのはかなりの痛手だと思うし、全力で穏便にすませたかったというトコロだとは思いますが…。

クビにする、とかの発言について

闇営業に参加した芸人たちが会見を開き謝りたいと申し出たところ、吉本興業の社長、岡本社長が「勝手にやれ。ただし俺には全員を連帯責任で首にする力がある」みたいな発言をした、らしいです。

これも会社からすればけっこう妥当な判断じゃないのかな？と思います。芸人サイドが勝手にやった闇営業の問題を、会社として引き取って全力で切り抜けるにはそうするのがベターだと判断した、というコトですよね。芸人側が一人一人勝手に動き回られると非常にこまるわけです。

クビにするとか言葉はきつい気がしますが、おどしの言葉として使っただけだろうな、と。吉本興業側からすれば、今回の問題を会社全体でかばわないとテレビに出られなくなる、つまりクビに等しい状態になる芸人たちと交渉してるわけですし。そもそも芸人側に選択肢なんてないはずなんです。

テレビにまだ出たいならこっちの言うとおりにしろ、ということです。

亮さんが、守ってくれるはずのファミリーが…みたいなことを言っていましたが、守ろうとしたからこそ今は静観しかないという判断をしたんじゃないかなと思います。

初動で隠ぺいを指示した宮迫さん

また、宮迫さんは他の芸人に反社会的勢力から金銭を授受した事実を隠ぺいしようと指示した、と会見でいっていました。

そもそもこれが一番悪い、と思います。亮さんは、最初の宮迫さんの指示、その後の吉本興業の脅しによってとてもつらい思いをしていたのは会見からも痛いほどわかります。

今回の会見でも、宮迫さんの言葉や表情、などから保身が全力でうかがえます。引退はしない、というコトも明言していましたし、宮迫んさんのやり方は汚いやり方だなと思います。そもそもの発端はあなたでしょう、という感じです。

宮迫さんをかばいきれなくなっての解雇

そしてそんな中、宮迫さんに金塊強奪犯とみられる男性とのつながりが疑われる写真がスクープがされます（こちらは誤報だったようですが）。

闇営業につづき第二のスクープという事で、さすがに吉本興業としてもかばいきれなくなり、吉本興業の内心としては泣く泣くだと思いますが、宮迫さんを解雇することになります。

こんなことをいったらあれですが、吉本興業が今回かばう事にしたのは、芸人たちの中に宮迫さんがいたから、だと思います。それくらい宮迫さんは吉本興業にとって大事な戦力だったでしょう。

宮迫さんを切ることになってからは、吉本興業としてはもうどうなってもいい、という諦観に近い状態だったんじゃないでしょうか。

ファミリーっていう言い方に違和感

吉本興業の岡本社長が「俺たちはファミリーだ」みたいな話をした、というコトらしいんですが、このファミリーっていうワード自体が反社会的勢力っぽく聞こえるのはわたしだけ？

ネットニュースなどによるとガセかどうかはわかりませんが、吉本興業自体が詐欺集団の会社をスポンサーにしていた、という話もちらほら聞きますし、けっきょく今回の話のキモは反社会的勢力とのつながりについてだと思います。

そして渦中の吉本興業がまさにファミリーなどという反社会的勢力的フレーズを使っているというのがなんとも…。ギャグなんでしょうか。

松本さんやさんまさんについて

あと、吉本興業の芸人の違和感というかわたしからするとうすら怖いところなんですが、こういう問題が起こるたびに松本さんやさんまさんなど大御所の芸人がわざわざ「動きます」みたいな発言をしますよね。

会社内でどういう立場なんだろう、と。どれくらい権力を握っているのでしょうか…。

なんか弟分を守るために肩を貸す、みたいなそれこそ任侠の世界。その契りを交わしたかのような異様な団結力はなんなんだろう、とぞわっとします。

陣内さんのツイッターなんかでも「ぼくら芸人は…」みたいななんか全体の総意みたいな集団感でどばっと押し寄せてくるのが本当にこわい。

まとめ

言ってしまえば闇営業の中からハズレくじをひいてしまった、という感じですよね。

ただしそうであっても、宮迫さんはどうあっても同情される余地はない、というのがわたし個人の意見です。たとえ入江さんの誘いにのって反社会的勢力とは知らずに闇営業に参加したとしても、周りの芸人に金銭授受の隠ぺいを指示した時点でダメです。

亮さんは今回板ばさみなってしまってとてもつらい思いをしていたんだな、という印象です。

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