司法書士はAI時代に真っ先に仕事がなくなるだろうと思う

資格

最終更新日:2026/01/15

以前行政書士試験に続いて司法書士の試験も受けて結果落ちたんですが、ここ最近のAIの発展速度は私の想像をはるかに超えていて、司法書士や行政書士はこのAI時代真っ先に仕事がなくなるだろうなーと思います。法律の知識自体は生活する上で役立っているのですが、行政書士の試験の合否はどちらでもよかったのかな、と今は思います。

そもそも士業というのは、人にできない事務処理を代わりにやる仕事、のコトです。自分でできるならいいけれど難しいなら私たち専門家が代わりにしてあげるよ、という仕事なんですよね。基本的に依頼人がマイナスの状態からプラマイゼロになるために依頼するものともいえます。

士業の最高峰である弁護士や税理士を見ても、別に弁護士や税理士に頼まないで自分でできるなら頼みたくない、というような職業です。お金を払うのがもったいないですから。

例えば美容や嗜好品のように自ら能動的にお金をかけたい対象じゃないのです。仕方なくお金を払わざるを得ない存在、それが士業という職業です。

それを前提にして、AI時代の司法書士について書きたいと思います。

登記ってAIでできるよね

司法書士のメイン業務である登記。

正直登記なんてAIでものすごく簡単に自動化できる処理だと思います。

反対に人間である司法書士がやる必要が全くない仕事とも言え、AI関係なく登記というのは絶対にミスがない状態で行われるべき仕事ですよね。登記というプロセスにミスが存在することがおかしいわけです。ただの土地や建物の書類上の管理業務なんですから。

でもミスがある。これは登記が人間が担当するには難しすぎる内容だったためだと思います。だから本人の代わりに登記業務を代理する司法書士なんていう職業が必要になったんですよね。

で、AIが出たらその前提が覆りますよね。

これまでは人間では失敗してしまうからその保険的な存在として司法書士が必要だったものの、AIが登記を行うようになればミスがないわけですから。

AIと司法書士で検索すると「AI時代でも司法書士の仕事はなくならない」みたいな記事がかなり出てきますが、どういう根拠で無くならないと言っているのか全くわかりません。そもそも士業自体がAIに取って代われる代表的な仕事なのに、そこにきて登記業務という最もAIに代替される仕事をしている司法書士がAIで消えない職業だとはだれも思わないのではないでしょうか。

別に司法書士だけが士業の中で消えるとは思っていませんが、行政書士、社労士と同じく、司法書士もAI台頭ですぐに消える職業だと思います。10年後20年後には、そういや日本には行政書士や司法書士といった法律でも独占業務を認められていた仕事があったんだよねー、と言われることになるでしょう。

まとめ

AI台頭時代と司法書士について書きました。

まとめると、弁護士を除く他士業である行政書士、社労士と同じく司法書士はどんどん仕事がなくなると思います。

そもそもが士業というのは、自分ではできないから専門家に依頼してマイナスの状態からプラマイゼロの状態に戻してもらう、そんな職業です。訴えられたから弁護士に頼む、工事をしたいから行政書士に書類作成を頼む、登記が自分ではできないから司法書士に仕方なく頼む、そういう職業群です。本来何もなければ頼みたくない相手です。

であればAIでその代替が可能なら、だれも士業に頼みませんよね。サルでもわかる事です。無駄に出費する必要がありませんから。

弁護士については係争なので、勝つ負けるが存在する以上、ただ単に自分ではできないだけでなくその結果の優劣が存在します。なので他の士業とは話が違うので分けますが、それ以外の士業は本来誰がやっても同じ結果になるはずのものです。登記であっても役所に届け出る書類でも、税金関係の申請であっても本来誰がやっても同じでなければおかしいのです。

登記という仕様が素人では難しすぎるから仕方なく司法書士に依頼していただけで、本来誰がやっても登記の書類は同じにならないとおかしいのです。こういった「誰がやっても同じになるもの」はすぐにAIに代替されるだろうと思います。法務局がAIを取り入れれば司法書士なんて一瞬で淘汰されることでしょう。

弁護士以外の士業の試験をこれから受けるのは本当にいばらの道というか、時間がもったいないかなと個人的には思ってしまいます。