髪の生成に必要なたんぱく質・アミノ酸(全18種類)の紹介

くらし お悩み

2017/09/15(金)

髪の生成に必要なアミノ酸18種

髪の生成に必要なアミノ酸については、少しでも発毛の仕組みについて調べられた方ならもうすでにご存知とは思う。ただ確認のためここで一度整理しておこう。

たんぱく質とアミノ酸

まず「たんぱく質」と「アミノ酸」の関係について。

二つを違うものと考えている人が意外に多いが、いろいろな種類の「アミノ酸」がたくさん複雑にくっついたものが「たんぱく質」だ。

食事ではたんぱく質として摂取するが、たんぱく質は体内で消化されアミノ酸として摂取されることになる。だからたんぱく質の多く含まれる食材、例えば肉や魚介類、乳製品、大豆製品などにはアミノ酸が豊富に含まれるということになる。

アミノ酸はさらに、食事から摂るだけでなく体内でも生成できる非必須アミノ酸と、体内で生成できず食事から摂る必要のある必須アミノ酸とに分けられる。

髪はケラチンが99%

髪の成分はその99%がケラチンと呼ばれる物質でできている。ケラチンは、体内に摂取されたアミノ酸が再結合して作られる特殊なたんぱく質で、髪のほか爪も作っている。ケラチンが体内で生成される際18種類のアミノ酸が使われている。

アミノ酸18種類

では髪の生成(ケラチンの生成)に必要な18種類のアミノ酸についてみていく。

髪の生成に必要な18種類のアミノ酸は以下の通り。表中の割合は、それぞれのアミノ酸がどの程度ケラチンの生成に必要かの割合となる。また必須アミノ酸がわかるように表にまとめた。

アミノ酸の名前 割合 必須アミノ酸
シスチン(システイン) 15%
グルタミン酸 14%
ロイシン 10%
アルギニン 9%
セリン 8%
アスパラギン 7%
スレオニン(トレオニン) 6%
ブロリン 5%
グリシン 4%
チロシン 5%
バリン 4%
アラニン 3%
フェニルアラニン 2%
リジン(リシン) 2%
メチオニン 1%
トリプトファン 1%
ヒスチジン 1%
ヒドロキシプリン 1%

※アルギニンは幼児の場合必須アミノ酸。

サプリメントより食事で摂取がおすすめ

18種類のアミノ酸が体内で再結合し、髪の成分であるケラチンを生成しているということだった。

18種類の割合にはかなり偏りがあるので、メインのアミノ酸だけであればサプリメントで摂取することはたやすいと思う。

が一種類でも欠けると髪の生成がうまくいかなくなるので、できれば日ごろから食事を通してたんぱく質を摂取するように心がけたい。

また、特に不足しがちなシスチン(システイン)について別途記事にまとめた。あわせて参考にして欲しい。

髪の生成とアミノ酸18種:まとめ

今回は髪の生成に必要な、アミノ酸18種類について紹介した。

基本的にはたんぱく質を多く含む食材(肉、魚介類、乳製品、大豆製品など)を積極的に食事に取り入れることで、バランスよく18種類のアミノ酸を摂取することができる。