犬や猫、ペットにおすすめ。ホントに健康にいい水はコレだ!

くらし

2016/09/09(金)

犬や猫、ペットの健康に欠かせないおすすめの水

水は飼い主である人間にとっても欠かせないものです。同様に愛するワンちゃんネコちゃんが健康に生活するためにも無くてはならないものです。実際に犬の体内水分量は60%といわれ、さらに猫の体内水分量は70%と言われていますので、どれだけ水が大事かわかりますね。

今回はそんな犬や猫、ペットにおすすめの水について詳しく紹介していきます。

犬や猫におすすめの水:もくじ

  1. 猫は腎臓病にかかりやすい
  2. 犬も猫も水を飲みすぎることはない
  3. 犬・猫が健康のために一日に必要な水分量
  4. ペットに水道水そのままはおすすめできない
  5. ミネラルウォーターはあげちゃダメ?
  6. 犬・猫の健康におすすめの水はコレ!
  7. ペットの健康のため一番気をつけることは雑菌

猫は腎臓病にかかりやすい

猫が腎臓病にかかりやすいという話は有名です。これには実は水が大きく関わってきます。

腎臓は血液中から毒素をろ過し、余分な水分とともに毒素を体内に排出する働きをしています。もともとネコは乾燥地帯に多く生息していた動物なので、体内に水分を貯蓄しやすい体になっています。なのでなかなかおしっこをせず、その分ろ過の働きをしている腎臓に負担がかかりやすいのです。

特に猫が家族にいる場合は、猫ちゃんが飲もうと思えばいつでも飲めるように水を常備しておくことが大事です。

犬も猫も水を飲みすぎることはない

先ほどの話で特に猫は水を切らさないように、という事でしたがワンちゃんの場合も同じです。ただ気になるのが飲みすぎてしまわないかということ。人間だと夏バテなんかでついついお茶を飲みすぎてしまったりしますよね。

この点犬も猫も人間より賢く、ちゃんと自分に必要な水分量を把握しているのであげすぎを心配する必要はありません。

なのでとにかく水を切らさないように、いつでもワンちゃんネコちゃんが飲めるようにしておきましょう。

ただもし水を異常に飲んでいる場合は、部屋が暑すぎるのか、もしくはどこか体によくないことが起こっているかもしれません。一度病院で見てもらうことをおすすめします。ただ加齢によっても水を欲しがるようになるのでおじいちゃん犬、おばあちゃん猫になって飲む水の量が増えた場合はそこまで心配する必要はないようです。

犬・猫が健康のために一日に必要な水分量

では具体的に一日にどれくらいの水を飲めばワンちゃんネコちゃんは健康的に過ごすことができるのでしょうか。

犬については体重1kgに対し50ml程度、猫については体重1kgに対し40ml程度必要だと言われています。猫の平均体重は4kgと言われているので大体一日に160mlの水が必要です。犬については犬種によって体重も幅広いのでひとまとめにいうのは難しいですが、チワワやマルチーズ、ヨークシャテリアのような超小型犬の場合はだいたい3kgほどですので150mlの水が一日に必要だということになります。

ペットに水道水そのままはおすすめできない

犬や猫にとっても水がとても重要なこと、だからいつでも飲める状態が望ましいこと、そして一日にどれくらいの水が必要なのかが分かりました。では与える水はどんなものでもいいのでしょうか。

まず水道水についてみていきましょう。

水道水には殺菌のため塩素が溶かされています。人間の場合水道水をそのまま飲んでも人体に害をなすことはありません。飲んでも大丈夫なように法律で厳しく成分が規制されています。

ただこの法律はあくまで”人間の体重では害にならない量”を規定しています。人間だと大丈夫な量の塩素でも、犬や猫は体が小さいので影響が出てしまう場合があります。

なのでペットの健康を考えると水道水をそのままを与えるのは控えるべきです。水道水を与える場合はちゃんと沸騰させたり浄水器で塩素を除いてからにしましょう。

水道水その他の科学物質

水道水には塩素のほかにもトリハロメタンという物質が入っています。発がん性物質とされることもありますが、詳しくは分かっていません。含まれる量は塩素に比べごくわずかなので、仮に体の小さな動物が飲んでも影響はないようです。

どうしても気になる場合は10分以上沸騰させるとほとんど消滅させることができます。

ミネラルウォーターはあげちゃダメ?

では反対にミネラルウォーターなら犬猫に適しているのか見ていきましょう。よくミネラルウォーターは犬猫に与えてはダメ!与えるとミネラル過多になって尿路結石等の病気になっちゃう!と言われていますが、あまり根拠のない話のようです。

日本は川の水など、自然にある水がミネラルの含有量の少ない水(軟水)なのですが、自然の水にミネラルが豊富に含まれている(硬水)国も数多くあります。そのような国で猫や犬の結石の比率が高いかといわれればそんなことはありません。

なので軟水/硬水を気にする必要はないと思います。ただ人工的にミネラルを加えたミネラルウォーターは止めておいたほうがいいでしょう。あげるなら自然にあった天然水をそのまま詰めたミネラルウォーターを与えるべきだと思います。

そもそもミネラルってナニモノ?
カルシウムやナトリウムといった成分のことを総称してミネラルと呼んでいます。
硬水/軟水って?

水には硬度という数値があります。これは水1リットルに含まれるカルシウムやナトリウム(=ミネラル)の割合のことで、ミネラルの割合が多いほど硬度は高くなります。

よく言われる硬水はこの硬度が120mg/l以上の水、反対に軟水というのは120mg/l未満の水になります。要は硬水はミネラルがたくさん含まれている水のこと、反対に軟水はミネラルがあまり含まれていない水ということになります。

よくミネラルウォーターでも軟水は犬猫にあげて大丈夫!といわれているのは、軟水だとミネラル過多にならないからです。

水道水の硬度

日本の水道水は軟水です。ただ日本の水道水と一口に言っても場所によって水源は異なるので、硬度もかなり差があります。愛知県だと硬度28程度なのに対し、千葉では80あります。120を超えれば硬水なので、千葉はかなりミネラルを含んでいることになりますね。

この記事下部に全都道府県の硬度を表にしましたので参考にしてみてください。

犬・猫の健康におすすめの水はコレ!

少し前置きが長くなってしまいましたが、犬・猫などペットの健康を考えたおすすめの水についてです。

個人的にはやはり水道水がおすすめです。確かに塩素やトリハロメタンが含まれていますが、トリハロメタンはごく少数ですし、塩素については高濃度ですが沸騰させるか浄水器を使うことで取り除けるので問題ありません。またなにより雑菌が少ない点もおすすめするポイントです。

ただそうは言っても最近では住む地域によって放射性物質など水道水を信頼できないコトもあると思いますので、ペットボトルでおすすめの水も紹介しておきます。

ウォーターサーバーはどうなの?

よくウォーターサーバーをペット用に薦めているサイトがあります。

ただウォーターサーバーは水単体で見ても安いところでリッター100円程度しますし、電気代もかかります。ペットボトルウォーターと比較して同じ水でも月額料金が2,000円ほど高くなるので金額面ではメリットが感じられません。

またウォーターサーバーのメリットとして重い水を持ち運ばなくていいトコロをあげていますが、ネットで購入すればペットボトルでも家まで宅配してくれるのでメリットとはいえないですよね。

ペットとは関係がなくなってしまいますが、熱湯がスグに手に入るのは唯一ウォーターサーバーならではのメリットだと思います。

ペットボトルよりもウォーターサーバーを薦めるサイトがめちゃくちゃ多いのは、広告料をばらまいてブログ記事をたくさん書いてもらっているからです。現実でもペットボトルの営業販売はほとんどないけれどウォーターサーバーの営業販売はどこでも見かけます。同じことがネット上でも起こっています。

ウォーターサーバーのRO水は?

ウォーターサーバーには天然水のほかにRO水というRO(逆浸透膜)フィルターを通してろ過した水を販売しているところもあります。ROフィルターでろ過することでミネラルも全てなくなったピュアウォーター(純水ともいいます)が作られます。

でもこのままだと本当にミネラルがゼロなので、ピュアウォーターにあえて人間がおいしいと感じるようにミネラルを人工的に足してからRO水として販売しています。人工的にミネラルを加えたミネラルウォーターこそ自然にはぜったいに存在しない水なのでペットにあげたくありませんよね。

また中にはピュアウォーターにミネラルを一切足さず、ミネラルゼロのまま販売しているウォーターサーバー会社もあります。これはやりすぎで水分補給で全くミネラルを摂取できないのは逆に問題です。

ペットボトルのおすすめミネラルウォーター

ペット用の水というのもいくつか販売されていますがおすすめしません。というのもペット用の食品というのは法律的な基準がないので、どこまでも手を抜けるためです。人間用であれば水道水なら水道法で、ミネラルウォーターなら食品衛生法でそれぞれ厳しい基準が設けられているので安心してペットに飲んでもらうことができます。

高知県の四万十川で取れた天然水をそのまま詰め込んだミネラルウォーターで、硬度約14です。今回紹介するミネラルウォーターの中ではもっとも価格の安いものです。場所も四国なので放射性物質の心配は要りませんし、低ミネラルなのも申し分ないです。

屋久島 縄文水
屋久島 縄文水2,074円(送料無料)

鹿児島県は屋久島の天然水をそのまま使ったミネラルウォーターで、硬度10ととっても低い値です。少々値段が張るペットボトルウォーターですが低ミネラルにこだわられる方も、放射性物質による汚染を気になさる方も安心して愛するペットに与えることのできる高級天然水です。

岐阜県の養老で取られた天然水をつめたミネラルウォーターで硬度19です。先ほどの屋久島の高級ミネラルウォーターよりは安いですし、味にも定評がありますので防災時など飼い主さんが飲んでもおいしく飲めると思います。

追記:

最近では水素水をペットにあげたい方も増えてきていますが、人工的に加えられたミネラルが入っている人間用の水素水は与えない方がいいです。水素水自体を悪く言うわけではないので、もしペットにも水素水を与えたい場合はミネラルゼロと書かれたペット用の水素水(こっちは楽天)を与えてあげてください。

またずっとミネラルゼロの水素水を与えていると、ペットが水分補給でミネラルを一切摂取できなくなります。逆に問題ですので普通の天然水も与えてあげるほうがよさそうです。

ペットの健康のため一番気をつけることは雑菌

水をあげる際最も気をつけなければならないことは雑菌です。同じ容器に水を入れていて、ずっと洗ってなかったりしていませんか?

人間でもそうですが一番大事なのは清潔な水であることです。いくらミネラルウォーターが健康によくてもペットボトルに直接口をつけて飲んでしまったら、ペットボトルの中で雑菌が繁殖しおなかを壊してしまいます。

ウォーターサーバーやミネラルウォーターなど水自体にこだわるよりも、容器を毎日洗う、水を毎日入れ替えてあげるなど、きれいな水を与えてあげることが家族であるワンちゃんネコちゃんの健康には一番大事です。

家族であるペットがいつまでも健康に過ごせるように

今回は犬や猫などペットがいつまでも健康に過ごすためにおすすめの水について詳しく紹介しました。

水道水に含まれる化学物質は微量だから沸騰させたり浄水器を使えば与えても問題ないこと、ミネラルウォーターやウォーターサーバーなら化学物質が含まれていないので安心して与えられることを紹介しました。そしてなにより、いつもきれいな水を与えてあげることがもっとも大事ということでした。

大事な家族だからこそこだわってあげたいですよね。少しでも参考になればと思います。

愛犬の誕生日など大切な日を祝えるケーキについてもまとめました。合わせてお読みください。(愛犬用ケーキのおすすめ!

おまけ資料:各県の水道水硬度

数字が大きいほどミネラルが多い水道水となります。

都道府県 硬度(mg/l)
北海道32.818
青森42.684
岩手40.971
宮城28.660
秋田30.284
山形27.801
福島35.090
茨城66.469
栃木50.658
群馬57.343
埼玉75.015
千葉81.775
東京65.304
神奈川61.850
新潟32.188
富山30.461
石川44.074
福井37.895
山梨53.991
長野47.729
岐阜37.782
静岡52.582
愛知26.476
三重45.649
滋賀45.872
京都42.462
大阪44.084
兵庫48.240
奈良48.847
和歌山53.935
鳥取40.940
島根28.213
岡山47.414
広島28.819
山口40.104
徳島47.779
香川47.423
愛媛58.279
高知43.883
福岡60.815
佐賀45.307
長崎38.370
熊本70.449
大分52.337
宮崎39.336
鹿児島48.670
沖縄84.006