【永久保存版】カフェ開業準備の流れをまるっとぜんぶ紹介

くらし 開業準備

2016/12/08(木)

カフェの開業準備をぜんぶ紹介

自分だけのかわいいカフェを持ちたい!

お店を持つのは店舗の準備から、各種手続き、仕入先の確保とやることが山積みです。この記事ではカフェ開業に必要なコトをぜんぶまるっと紹介しています。いつかカフェを開きたい人、すでに開業準備に取りかかっている方は参考にしてくださいね。

カフェ開業の予算

まずはカフェ開業にかかる予算から。

節約を心がけても1,000万円以上はかかります。居抜き物件をそのまま使う場合でもぎりぎりだった方が多いです。

内訳は店舗の契約や保証金で150~400万円ほど、後は水道や電気を含めた内装改装工事代やインテリア代です。

※店舗の保証金は家賃の6~12か月分を取るところが多いようです。また契約内容によりますが、店舗の賃貸契約終了後、原状回復にかかった修繕費を引いて保証金はちゃんと手元に戻ってきます。

自己資金だけで開業できるのが理想ですが、金額が金額なため貯金だけでは難しいかもしれません。日本政策金融公庫等で融資を受けるコトができます。

カフェ開業のおおまかな流れ

次にカフェの開業のおおまかな流れを見ていきますね。

  1. 物件探し(契約はまだ!)
  2. 保健所と消防暑に相談
  3. 市役所の都市計画課に用途地域の確認
  4. 物件契約
  5. 保健所に相談しながら内装工事
  6. 保健所に「飲食店営業許可」提出
  7. 24時以降も営業するなら警察署に届出
  8. 税務署に「開業届け・青色青色申告承認申請書」提出
  9. 開業!
物件探し(契約はまだ!)

重要なのは物件をスグに契約しないこと!保健所の営業許可では厨房の床素材や面積など厳しい基準がありますので、いい感じの物件があっても飲食店としては基準を満たせない場合もあります。とにかくめぼしい物件が決まっても契約はせず、不動産屋からもらった図面を持ってまずは保健所に相談するようにしましょう。

保健所と消防暑に相談

物件の契約前に営業許可の確認のため保健所に相談するほうがいいということでした。同じように消防暑でもスプリンクラーや消火器などの基準があり、設備不足の場合は工事が必要になります。思わぬ出費になりかねないので、あらかじめ図面を持ってお近くの消防署に相談しに行きましょう。

この時店内のレイアウトや収容人数を聞かれますので、ある程度イメージを固めてから相談するほうがいいです。

市役所の都市計画課に用途地域の確認

商業区だったり住宅区だったりと実は地域によって大まかな用途が決められています。これを用途地域といいます。管轄は市役所の都市計画課なので保健所や消防署では教えてくれません。

通常個人経営のカフェだとあまり用途地域を気にする必要はないですが、24時以降も営業する場合は確認が必須になります。そうでなくても念のため、物件の場所が固まったら確認しておきましょう。

物件契約

保健所と消防暑、都市計画課で相談した結果、その物件でやりたい事ができそうなら不動産屋と契約を結びましょう。

保健所に相談しながら内装工事

営業許可には先ほども紹介したように厳しい基準があります。

かならず営業許可の基準を熟知している内装工事業者に依頼しましょう。また店舗の工事をするためには消防署への届出が必要になります。(防火対象物工事等計画届出書といいます)通常は工事業者が届け出てくれているものなのですが、心配であれば業者に確認しておきましょう。

※同じようにお店開業の際には「防火対象物使用開始届出書」という届出を消防署に提出します。こっちも通常は内装工事業者が出してくれます。

保健所に「飲食店営業許可」提出

工事が完了したら保健所に「飲食店営業許可」を提出します。メニューやテイクアウトの有無によっては届出が増えます。提出後保健所の方が実際に店舗まで来て審査するコトになります。

24時以降も営業するなら警察署に届出

24時以降もお店を開けるつもりなら警察署に「深夜酒類提供飲食店営業」を提出する必要があります。あまり深夜営業のカフェというのは見かけませんが、夜は居酒屋として営業するつもりでしたら提出が必要になります。

税務署に「開業届け・青色青色申告承認申請書」提出

税務署に「開業届け・青色青色申告承認申請書」を出しましょう。提出する事で税金の免除が受けられてオトクになります。

開業!

これでお店が開業できました。別にホームページやフライヤーの製作も必要ですが、とにかく店舗としてはコレでばっちり営業できるようになります。

カフェ開業に必要な届出

届出についてはすでに全て紹介しました。まとめると以下の届出が必要になります。届出一つずつについて詳しく見ていきますね。

  • 保健所:営業許可
  • 消防署:防火対象物関係の届出
  • 警察署:深夜営業許可
  • 税務署:開業届けと青色申告承認申請書
保健所:営業許可

ほとんどの場合は飲食店営業許可だけでいいのですが、実は営業許可と一口に言っても数十種類あり、お店で提供するメニューによっては届出が増えたりします。

保健所で個別アドバイスをもらえるので物件の目処がついたら相談してみましょう。ちなみに営業許可の提出や相談はお店の住所を管轄する保健所で行います。

営業許可の届出には16,000円かかります。以降5年ごと(問題なければ6年ごと)に更新する必要があります。

さらに食品衛生責任者の登録も必要になります。

「栄養士、調理師、製菓衛生師、船舶料理士、食鳥処理衛生管理者」の免許をお持ちの方であればそれだけで食品衛生責任者になれます。もしどれも持っていない場合は、食品衛生責任者講習(有料:8,000円ほど)を受ける事で登録できるようになります。

講習は一日で終わり最後に少しだけテストがあります。また一度取得すれば更新は必要なく、全国どこでも通用します。

消防署:防火対象物関係の届出

消防署への届出は通常店主さん側でする必要はなく、内装工事業者さんがやってくれます。不安でしたら確認してみましょう。

またもしお店の収容人数が30人を超えたり一定の条件を満たす場合は、さらに防火管理者の登録が必要になります。消防暑でていねいに教えてくれますので、相談時に言われたら登録しましょう。

警察署:深夜営業許可

24時以降も開いていてさらにお酒を提供するお店では警察署へ届出が必要になります。届出のみで審査があるわけではありません。無料で行え、また更新する必要はなく一度行えばずっと有効です。

ルールでは「お酒を主に提供するお店」となっていますが”主に”の基準があいまいなため、24時以降で営業するならとりあえず出しておきましょう。

税務署:開業届けと青色申告承認申請書

開業届けと青色申告承認申請書を出す事で税金の免除を受けられます。所得の最大65万円分にかかる税金が免除されるので特に理由がない限り申請するコトをおすすめします。

申請は無料。注意点は開業より2ヶ月以内に提出する必要がある点です。

節約のコツ

お店開業ではただでさえ多くの出費があるので、できるだけ節約したいものですよね。ここでは開業にかかる費用を節約するコツを紹介していきますね。

  • 居抜き物件
  • キッチン用品は中古を選ぶ
  • インテリアも中古を選ぶ
  • 仕入れ業者からオトクに借りる
居抜き物件

以前のお店の設備がそのまま残っている物件を居抜き物件といいます。最初からキッチンが完成されており、また一度保健所の審査を通過しているので内装工事費用をグッと抑える事ができます。

キッチン用品は中古を選ぶ

「中古 厨房機器」などで検索するとテンポスバスターズや中古厨房機器.netなどいろんな業者が出てきます。商品によっては新品の8割引で買えたりしますので、積極的に使っていきましょう。内装業者に中古を使いたいことを事前に伝えておくとスムーズに進みますし、場合によっては近くの中古取扱業者を紹介してもらえたりします。

インテリアも中古を選ぶ

これはお店の雰囲気もあるので一概には言えないのですが、テーブルや椅子などのインテリアも中古から選ぶのがおすすめです。

よく椅子やテーブルの雰囲気は揃えていますが、ぜんぶ見た目の違うカフェがあります。このような店舗は中古家具を使っているところが多いです。座る席によって違った気持ちになれるので常連のお客さんも嬉しいですよね。

仕入れ業者からオトクに借りる

仕入れ業者によってはコーヒーメーカーやアイスクリーム機などを少し割り引いて貸してくれるところもあります。コーヒーを提供するからマシンを先に買う!ではなく、仕入先が決まってからの方が安くで器材を揃えられるかもしれません。

仕入れについて

お店で出す商品の仕入先についてです。

  1. タウンページ等で探す
  2. フードショー
  3. 大手仕入れ業者
タウンページ等で探す

お肉や野菜、コーヒーなどこだわりたい部分は妥協したくないですよね。タウンページに卸売業者がたくさん載っているのでまずは探して見ましょう。

フードショー

大阪や東京など大きな都市では年に数回フードショーという食品の商談会が行われています。一度にたくさんの商品候補を見て食べることができるので、タウンページを見たけどあまりピンと来る仕入先がなかった場合におすすめです。

まだお店を開業していなくても名詞さえあれば入れるところがほとんどですが、心配な場合はあらかじめ開業がまだだというコトを伝えておくと安心ですね。ネット検索で「フードショー」や「レストランショー」などと検索するとスグ出てきます。

大手仕入れ業者

最近はネットでも簡単に仕入先を探すことができます。中でもUCCはコーヒーはもちろん業務用の冷凍食品なんかも仕入れることができます。まためいらくでは乳製品を多く取り扱っています。

タウンページやフードショーでいいものが見つからない場合はネットで仕入れ業者を探してもいいと思います。

ホームページも用意しよう

コレで念願だったお店の準備はバッチリです。でも実際はホームページやフライヤーなどで宣伝をしないといけませんよね。

ホームページはお店の外観と同じで、第一印象を決める大事な部分だと思います。でもお店の方で予算を使い果たしてしまってホームページにかけるお金がもう残っていないという話をよく聞きました。

ずっと無料で使えるホームページを配布していますので、合わせて参考にしてみてくださいね!