【JPEG画像】何度も「保存」を繰り返すと画質が劣化する?

製作 プログラム

2017/11/12(日)

JPEG画像は劣化する

画像の種類ってJPEGとかPNGとかGIFとかありますが、写真は圧倒的にJPEGですよね。

カメラやスマホで撮影したJPEG写真をパソコンで加工したり編集したりすることも一度は経験したことがある人も多いのではないのでしょうか。

今回はそんなJPEGの画質が劣化するコトがあるというチョット恐ろしい話を紹介しますね。

JPEGの圧縮率

JPEG形式の画像はペイントなどの画像編集ソフトで開いて「上書き保存」もしくは「名前をつけて保存」をするたびに少しずつ劣化していきます。詳しく見ていきましょう。

JPEGには「圧縮率」というパラメータが設定されていて、上書き保存や名前をつけて保存する時(要は保存全般です)に、元画像をほんの少し圧縮(劣化)させて保存しています。この圧縮率というパラメータはペイントやフォトギャラリー(Windows標準搭載の画像編集ソフト)のようなお手軽画像編集ソフトではそもそも裏パラメータ化されているので目にすることも設定しなおすこともできません。

つまりペイントやフォトギャラリーといった画像編集ソフトで画像を開いて、そして何もせずに「上書き保存」をするだけで画質が劣化してしまうのです。

JPEGを劣化しないようにはできないの?

こんな風にただ「上書き保存」や「名前をつけて保存」をするだけで劣化してしまうJPEGですが、劣化させないようにすることはできるのでしょうか。

残念ながら先ほど例に出したペイントやフォトギャラリーでは圧縮率を変更して劣化を防ぐことはできません。

ですので、どうしても画質劣化を防いでJPEGの編集がしたいのであれば、GIMP(無料)やフォトショップ(有料)などといった高機能な画像編集ソフトを使ってみてください。こういったソフトだと保存時に「圧縮率」を自分で変えられるので、無圧縮または圧縮率に数値として「100」を設定すれば劣化を避けることができます。

「保存」を繰り返すとJPEGの劣化はどうなる?

画像を開き特に画像を編集することもなく上書き保存。この操作を何度も何度も繰り返す、そうするとどうなるのでしょう?繰り返すごとに圧縮され続けてどんどん劣化していってしまうのでしょうか。

実はその通りで「上書き保存」を繰り返すたびにファイルサイズは小さくなり、目には見えない程度の劣化を繰り返すことになります。

やはり気になる人はペイントなどの簡単な画像処理ソフトは使わずにGIMPやフォトショップを使う方が無難といえます。

おまけ:「上書き保存」を繰り返したファイルサイズ

ペイントを使って同じ画像を何度も繰り返し上書き保存した時のファイルサイズをおまけとして載せておきますね。一概には言えませんが、基本的にファイルサイズが小さくなるということは画像の細かな情報が抜けていって画質が劣化していっているということです。

表を見てもらうとほんの少しずつですがファイルサイズが小さくなり、画質が劣化していっていることが読み取れると思います。

保存回数 ファイルサイズ
0(元画像) 148KB(151,584バイト)
1 101KB(104,121バイト)
2 101KB(103,489バイト)
3 100KB(103,148バイト)

JPEG画像の劣化:まとめ

今回はJPEG画像が保存するたびに徐々に劣化していくということを紹介しました。

何度も繰り返し保存すればするほど、そのたびに画質はどんどん劣化していきます。無料ソフトであればGIMP、有料ソフトであればフォトショップなどの高機能の画像編集ソフトを使うとJPEGの圧縮率(劣化率)を変更して、圧縮しないに変更できます。もし画質がきれいなまま大事な写真を残しておきたいのであれば、windowsにもとから入っているペイントやフォトギャラリーなどは使用せずにそういったソフトを使うのがおすすめです。